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■ちょっと高度なテクニック
ここでは、基本をマスターした上で、こんなことができるというテクニックをご紹介します。 ●多重露出で夜景も綺麗に写し込む 今までは、花火を撮ることだけを考えて来ましたが、花火大会の会場によっては、夜景が綺麗だったりすることがあります。 そんなとき、花火だけでなく、バックに夜景が写っていたら、もっといい写真になるのではないかと思うことでしょう。 もっとも、肉眼で見えれば、当然綺麗に写るものだと感じてしまうかもしれませんね。 しかし、夜景の光はその光の強さ(距離)にもよりますが、花火の明るさよりはかなり暗いのです。 つまり、花火の開きはじめてから開き終わるまでの時間だけでは夜景が暗くて淋しい写真になってしまうのです。 それでは、夜景をきれいに写すにはどうしたらいいのでしょうか? 答えは一つではありません。 その一つの方法として、花火の打ち上がる前からシャッターを開き、充分に夜景を写し込む方法があります。 充分というのはどれくらいの時間かと言えば、10秒〜20秒程度が目安といったところです。 ただし、この方法は、花火が上がる位置を最初から知っていないとできない上、花火が上がるタイミングがわからないといけないという問題もあります。 もう少し確実な方法としては、花火が開き終わったあとしばらくシャッターを開いておくという方法もあります。 しかし、こちらにも多少問題があり、開き終わってしばらくは、煙が漂っていて、空が汚くなることがあるのです。 少し高度な方法としては、多重露出で花火とは別に夜景を重ねて写す方法があります。 これは、カメラに多重露出機能がないとできませんが、多重露出機能がある場合は、ぜひ試してみたい方法です。 また、多重露出機能の無いカメラでも多重露出をする方法があるのです。 それは、黒い板やキャップのようなものを用意しておいて、必要な時にレンズの前にかざして光を遮ったり、外して露光したり何度でも繰り返すことができ、擬似的に多重露出をかけることができるのです。 この方法は、夜景を写し込むためだけでなく、2発以上の花火を写し込む場合にも有効です。 その場合のポイントは、1発写したらすこしだけカメラの向きを変えておくことです。 そうしないと、ほとんど同じ位置に2つの花火が重なってしまい、かえって汚い写真になってしまうことがあります。 ただし、諏訪湖の花火大会のように、ほとんど休み無く次々に花火が上がるような大会では、これらの方法を使える余裕があるかどうかは難しいところです。 実は、僕も頭では理解していてもなかなか本番中にそこまでやる余裕がないのが現状です。 僕もまだまだ経験不足ということでしょう。 ●花火の開く間にピントを外す! これは、正統な花火写真とは違い、芸術写真的要素がある写し方になり、賛否両論あると思いますが、たまにはこんなこともしてみると面白い写真が撮れることがあります。 基本は絞りf8でピントは無限遠で固定なのですが、花火が開きはじめてから開き終わるまでの間に、ピントをわざと外したり、逆に最初にピントを外しておいて、開いていく間にピントを無限遠に合わせるという荒技です。 もちろんオートフォーカスを外しておく必要があります。 この時、絞りは少し開け気味(f5.6とかf4)にしておいた方がよりその効果が高くなります。(ただし、露出オーバーになる可能性もあるので気を付けないといけませんが) ●あとはオリジナルのテクニックを開発してみてください 僕の知識のは、この程度のことです。 僕もまだまだ勉強不足、経験不足であり、まだまだいろいろなテクニックがあるはずです。 世の中には思いもよらない方法を使って全く新しい表現を生み出す人が大勢います。 手持ちでブレを活かしてみる、わざと感度の高いフイルムを使ってみる、わざと絞りを変えてみるなど、あえて基本を無視することで、逆に面白い写真になることもあるかもしれません。 そう言えば、水を通して花火を撮影したなんて話を聞いたこともあったような気がします。 どんな方法で、どんな写真が撮れるのかは僕もよくわかりませんが... あと、普通のレンズではなく、レフレックスレンズという特殊なレンズでリングボケという独特のボケを使った花火写真なんてものに挑戦した人もいるようです。 こんなふうに、誰もやったことのないようなことに挑戦してみるのも面白いかもしれませんね。 |
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