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第53回諏訪湖祭湖上花火大会

− 2001年8月15日開催 −

今年の大会は、煙の向きがメイン会場側に向かい風となり、プログラムの半分程度は煙の中という状況で非常に残念でした。
そんな中での撮影だったため、中には写真的に非常に厳しいものもありますが、今回は、10号早打ち競技のそれぞれの作品に対して個人的な感想を書かせていただきました。
実際は、5発打ちあげますが、写真は玉名に一番マッチしていると思われるものを掲載しました。
※写真をクリックすると大きい画像を表示します。
大会プログラム



− お  願  い −

掲載している写真の著作権はすべて後町健次個人に帰属します。
写真の無断転用、ネットワーク上での使用等はご遠慮ください。
商用利用等のお問い合わせはgocho@gochomuseum.netまで。


10号早打ち競技1
照菊満開(昇り曲導付四重芯錦冠菊先割)
    冠菊の芯入りは写真にした場合、芯だけが明るくなりすぎる傾向があるが、芯の色が控えめなため、写真的にも調和がとれている。
    四重芯という非常に高度な技を見事に決めているすばらしい作品。
    5発ともすべて違う玉をあげていたが、どれも素晴らしいものだった。
10号早打ち競技2
湖上のファンタジー(昇曲導付銀冠芯錦冠先割)
    冠菊の芯入りは珍しくないが、芯まで冠菊というのは珍しい。
    芯は銀冠、親を錦冠というバリエーションにすることで変化をもたせている。
    5発とも同じ玉をあげていたが、昇りに変化をつけていた。
    玉名には先割とあるが、写真では確認できない。
10号早打ち競技3
湖上に舞う光のコンチェルト(昇り曲導付芯入錦冠大柳)
    芯が丸くきれいに開き、大きく冠菊が開いた後に群声となる雄大な作品。
    冠菊の暗さに対して芯が明るすぎるため、写真的には厳しいものがある。
    このほかにもう一種類、オーソドックスな芯入り変化菊もあげていた。
10号早打ち競技4
大輪華(昇り曲導付八重芯変化菊)
    芯の変形、盆の大きさなどを見ると、完成度はイマイチといわざるを得ないが、色の組み合わせが珍しく、写真的にも魅力的な色合い。
    良く見ると、芯が染め分けになっている。
    ぜひこの玉で完成度の高いものを見てみたい。
    5発とも違う玉をあげてくれたのは嬉しい。
10号早打ち競技5
諏訪湖ロマン(昇り曲付八重芯変化菊)
    オーソドックスな色の組み合わせで奇抜さはないが、色の調和の完成度は高い。
    写真でみる限り三重芯に見えるが、八重芯とうたっておきながらのサービスか、それとも写真による錯覚か...
    色の組み合わせの違う八重芯変化菊と、種類の違う冠菊2つなど、どれも完成度の高い玉を見せてくれた。
10号早打ち競技6
新世紀のきらめき(昇り曲導付芯入青先キラ)
    大きな芯の中に小さな芯が入った八重芯で、最後にキラ星がさざ波のような音を出して消えるというものだった。
    芯の形も真円(真球)に開き、完成度は申し分ない。
    このとき、煙が少なかったこともあり、写真的にも非常によい出来栄えとなった。
    5発ともすべて違う作品で、中には千輪もあったが、どれも共通してキラ星を使って統一感を出していた。
10号早打ち競技7
湖上 大輪の舞(昇曲導付八重芯霞菊残輪)
    玉名では霞菊と表現されているが、光ったり消えたりする珍しい星を使って玉の開き方に動きをつけた独特の作品で、見ていてとても面白い。
    残輪の部分は見えているが、独特の光り方が写真では表現できないのが残念。
    この種類の星をうまく使い、5発ともそれぞれ個性のある玉になっていた。
    この業者にはさらに多くのバリエーションが期待できそう。
10号早打ち競技8
湖鏡華(昇曲導付三重芯彩の華)
    ほかの玉は色違いの八重芯菊2種類で、玉名どおりの作品がなかったように思われる。
    これは、最後の玉で、その前の玉と同じであった。
    やはり冠菊は肉眼で見ると楽しいが、写真的には芯だけが目立ってしまうのが残念。
    三重芯という高度な技術に挑戦しているが、完成度はもう少しというところ。
10号早打ち競技9
花の彩り(昇り曲導付変芯変化菊)
    諏訪湖の大会のコンテストとしては、シンプルな玉である。
    肉眼で見ていて面白いと感じたのは芯が六角形に見えたことで、どの玉も同じように見えたのだが、玉名からは狙ったものとは思えない。
    そういう意味では完成度も低いと思われる。
    この写真の組み合わせのほかに、銀の菊に緑先紅の芯入りの作品があった。

10号早打ち競技10
湖上の煌めき(昇り曲導付芯入変化菊)
    こちらも玉名は非常にシンプルなものになっているが、実は代表の玉名を控えめにしておきながら、5発とも違う種類の玉をあげ、最後には八重芯であった。
    シンプルな玉だが、完成度はかなり高く、真円(真球)に開いている。
    また肉眼で見たときの開発(開花)位置が本当に揃っていたのは見事だった。



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