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◆デジカメのいいとこ、悪いとこ

2004年 4月 27日(火)(旧暦 2004年3月9日 大安)

blogをはじめてから、活躍の場ができて、水を得た魚状態のデジカメですが、今までほとんどフイルムしか使っていなかったなかで、デジカメを使ってみると、いろいろなことが見えてきました。
その前に、現在使っているデジカメは、T VS DIGITALという機種で、高級コンパクトと位置づけられる機種です。
この機種は、カメラメーカーとしては定評のあるコンタックス製で、採用されているレンズが有名なカールツァイスのものです。
フイルム用の高級コンパクトカメラというカテゴリーを確立した名機であるT2を使っていた経験からも、そのデジカメ版ともいえるこの機種は期待のできるものであると判断して購入したものです。
画素数も500万画素なので、いまどきのデジカメとして見ても特に問題のあるものではありません。
特にネット上で使用することを考えればオーバースペックと言ってもいいほどの解像度ですが、それを余裕としてみれば必要にして十分と言ったところでしょうか。

一方、フイルムの方はというと、メインで使っているのはミノルタ(現コニカミノルタ)のα-9という機種で、35mm用一眼レフ用のフラグッシップに位置するものです。
カタログによれば、本体だけで945g(電池別)。
これに、オプションで縦位置グリップ、データバックを取り付けているので、総重量は当然1kgを越しているのですが、さらに使うレンズによってはレンズだけでも1kg前後ありますから、合計すると2kg以上のものを使っています。
写真を始めた当時、こんな重いカメラを使う人がなぜいるのか疑問でしたが、やればやるほどその必要性がわかるようになり、今となっては、軽いカメラは逆に使いづらいとさえ思うようになりました。
重いことの一番のメリットは、ときかく、ぶれにくいということです。
特に大型の重いレンズをつけた場合など、軽いカメラではバランスが悪く、非常に不安定になってぶれやすいのです。
カメラが重いことにより、レンズの重さとのバランスをとっているわけです。
普段は、そんな重いカメラを常用しています。

フイルム用カメラの話はこのくらいにして、今回はデジカメに関して思っていることを気の向くままに書いてみたいと思います。

過去の記事でも取り上げましたが、コニカミノルタは、今のところ、レンズ交換可能なデジカメを発売していないので、他社のレンズ交換式デジカメを横目に、当面はコンパクトタイプのデジカメで我慢しようと思って購入したのがT VS DIGITALだったのです。
店頭でこの機種を見かけることはほとんどなく、カタログもA4で1枚というシンプルなものしかありませんでしたが、スペック的には当面使うには十分と思われるものなので、ネットで通販という方法で手に入れました。
フイルム用のカメラでは非常に評価の高いカメラを作るメーカーだけに値段は張りますが、その分期待も大きかったせいもあり、正直この機種には少しがっかりしてしまいました。

いったい、何が不満なのかというと、まずがっかりしたのがマクロ機能が広角側でしか使えない点です。
当時、試しに何枚か撮影してみたとき、そのあまりのデフォルメされた画角に、ちょっと違うなと言う印象をうけたのです。
他のメーカーの中には広角側から望遠側まで全域でマクロ撮影ができるものもあるようですからちょっと残念です。
マクロにもいろいろありますが、やはりバックを大きくぼかせる望遠側のマクロが欲しいところです。
それから、色の傾向がフイルムでいうとコダクロームのような傾向(といってわかってもらえる人がどの程度いるのかは疑問ですが)で、一言でいうなら派手さがなくて色がくすんでいる印象なのです。
強いてよく言えば、渋い感じの色づけがされているということになるのですが、普段フジクロームのリバーサルフィルムを使っているので、その強調された原色系の発色などに慣れていると、ちょっと物足りなさを感じてしまうのです。
それから、jpegの圧縮によるノイズ。
これはほかのデジカメと比較したわけではないので、この機種が特にいけないということとは違うと思いますが、さすがにA3くらいまで大きくプリントすると、jpeg独特のブロックノイズが目立ってきます。
もっとも、そう言われて気にしてみるわけでなければ十分綺麗なので、使えないと言うほどの問題ではありませんが、普段フイルムをフイルムスキャナで取り込んでプリントしているものと比較すると、その違いは明らかなのでちょっと気になったという感じです。
ズームが3倍というのはもともとのスペックなので文句を言う方がいけないですが、やはりもうちょっと望遠側が欲しいと思うことはあります。
欲を言えば、広角側ももっと広いといいと思いますが、それは、ただでさえ焦点距離の短いデジカメに要求するのは酷なのかもしれません。

言いたい放題書きましたが、やはりデジカメにはデジカメのいいところがいろいろありました。
まずは、とにかく気軽に撮れること。
気に入らなければ削除もできるし、フイルムとは違いパソコンに転送してしまえば、何度でも使えるのは、ランニングコスト的に非常にメリットがあります。
それから、今撮ったものがすぐに確認できること。
また、パソコンで処理するには圧倒的に便利なこと。
特にホームページに掲載するにはいちいちフイルムスキャナで取り込む作業をしなくていいのは圧倒的なアドバンテージです。
それ以前に現像に出す手間がいらないのが最高です。
この辺りは、デジカメを手にした人ならほとんどの人が感じていることでしょう。
そのほかに、これはいいなと思ったことは、デジカメ独特の撮影スタイルについてです。
正直、フイルムの感覚だと、あの液晶を見ながら手を伸ばして撮影している姿を見るにつけ、そんな撮影の仕方をしたらぶれやすくてだめじゃないの?と思っていたのですが、これが想像以上に便利なんですね。
確かにぶれの面では問題があるのは否めませんが、ファインダーを覗くスタイルでは絶対に不可能なほどのローアングル撮影も、それほど苦もなく撮影できることは新発見でした。
反対に自分の目線よりも高い位置にカメラを上げて撮影することも液晶を見ながらある程度の様子がわかるのはフイルム用のカメラでノーファインダー撮影するより便利だと言えそうです。
それから、一眼レフを使っている感覚だと、ファインダーを覗くスタイルで無意識に傾いてしまいがちな水平どりが、液晶画面を見ながらだとなぜか思いのほか水平がとりやすいようです。

実際は、まだまだいいとこ、悪いとこ、挙げるときりが無いのですが、何はともあれ、デジカメの良さを改めて認識したところで、やっぱり気になるのはコニカミノルタのレンズ交換式デジカメの発売日と値段です。
今年の2月に発表されて、秋ごろ発売とアナウンスされていますが、ちょっと待たせすぎの気がしています。
主要なカメラメーカーはほぼすべてがレンズ交換式一眼レフを発売している今となっては、最後発という状況となってしまいました。
レンズ交換式一眼レフデジカメを買ったとしても、フイルムをまったく使わなくなるとは思えませんが、きっと比率はかなりデジカメにシフトしていくことになると思うので、フイルム代と現像代を考えると1年もあれば元が取れると予想しています。
もうここまでくれば、あと少しとは思っていますが、とにかく早く発売して欲しいものです。
がんばれコニカミノルタ!
ほかのメーカーのユーザーが羨むような、待った甲斐があるというものが出るのを期待しています。

関連リンク:
T VS DIGITAL (コンタックス)
α-9 (コニカミノルタ)




調べ物はこちらでどうぞ
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